歯科矯正治療は、自然な位置にある歯やアゴを整え、正しい噛み合わせと美しい歯ならびをつくりだすことです。 |
症例1 | |
①主訴 | うけ口 |
②診断名 | 反対咬合 |
③年齢・性別 | 20代・男性 |
④使用矯正装置 | マルチブラケットアプライアンス |
⑤抜歯の有無 | 無 |
⑥治療期間 | 24ヵ月 |
⑦治療費 | 85万円(+税) |
⑧リスク・副作用 | 治療上のリスクとして、歯の痛み、口内炎、知覚過敏、金属アレルギー、虫歯、歯根吸収、根の露出、失活歯、骨隆起、歯周病、後戻り等がありますが、本症例では発症しませんでした。 |
当院では、主として矯正専門医が担当いたします。
Dr.池田 忠貴
日本矯正歯科学会認定医
世界舌側矯正歯科学会(WSLO)認定医
日本大学松戸歯学部矯正科非常勤医
初診<相談> | |
2回目 <精密検査> |
・顔と口の写真 ・かみ合わせ ・歯の型 ・お口の診査 ・レントゲン写真 |
3回目 <コンサルテーション(検査結果の説明)> |
・治療開始時期 ・使用する装置 ・治療期間 ・治療費の説明 ・注意事項の説明 ・契約書の作成 |
4回目 治療開始(治療期間と間隔について) |
治療期間 動的治療:患者さんの成長量や治療の難易度によって大きく変わってきます。 平均2年~2年半で動かす治療は終わります。 保定:治療が終わった後安定するまで抑える装置が治療した期間と同じ期間使用していただきます。 動的治療:装置がお口に入ったら、月に1回程度来院していただくことになります。1回の治療時間は治療内容にもよりますが、15分~1時間程度です。 保定:始めは月に1回程度ですが安定してきたら数ヶ月に1回の通院でかまいません。 |
1. 相談料 | 初回無料(2回目以降は¥2,000) | |
2. 精密検査料金 | ¥35,000 | |
3. 基本料金(矯正装置料、保定装置料、矯正技術費) | * 乳歯列矯正 | ¥120,000 |
* 混合歯列矯正 | ¥200,000〜350,000 | |
* 一般矯正 | ¥250,000〜650,000 | |
* 裏側矯正 | ¥600,000(片顎のみ) ¥1,200,000(両顎) |
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* マウスピース矯正 | ¥500,000(片顎のみ) ¥1,000,000(両顎) |
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★クリアブラケット料金 | ¥50,000加算 | |
4. 診察料金(月1回) | 乳歯〜混合歯列矯正 | ¥3,000 |
永久歯列矯正 | ¥5,000 |
歯科矯正治療に伴う一般的なリスクや副作用について
① 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間で慣れることが多いです。
② 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
③ 装置の使用状況、顎間ゴムの仕様状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
④ 治療中は、装置がついているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯茎がやせて下がることがあります。
⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
⑧ 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
⑨ 治療中に「顎関節で音がなる、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
⑩ 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
⑪ 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
⑫ 矯正装置を誤飲する可能性があります。
⑬ 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
⑭ 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
⑮ 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
⑯ あごの成長発達によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
⑰ 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
⑱ 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。